プログラマーとして未経験から転職するならおそらくポートフォリオが必須です。自分が何を作りたいのか、どのような人間なのかもポートフォリオで伝えることにもなるので、自分らしいポートフォリオを作るようにしましょう。どこかにあるものの複製や学校の課題でつくったものだとあまりいい評価はされません。今日は僕のつくったポートフォリオを例に挙げたいと思います。
僕が作成したポートフォリオは、「睡眠の質をあげるための助言を各時間ごとにしてくれるアプリを模したwebページ」です。
機能としては、
- 時間ごとに適したおすすめの行動を教えてくれる。おすすめの行動は、時間帯、性別、年齢などで区別する。
- 日記の新規記入、編集、削除機能。
- タイムアタック(かけ算10問)のタイムをはかり、レコードを記録し、全ユーザで順位を表示。
です。
使用した環境と言語
環境構築では、XSAMPPをインストールしました。実際自分が手を加えるのは少しですけど、基礎的なことも含めてXSAMMPについて書いていこう、思います。その前に開発の基礎をかこうと思います。
ここでいうアプリケーションとはインターネットを利用してある機能を実行できるもの、という定義です。そして、アプリケーションのサービスが動くためには、「ミドルウェア」「OS」「ハードウェア」が必須です。
実生活でたとえると
- アプリケーション → 車でドライブする
- ミドルウェア → 信号機、標識
- OS → 道路や線路
- ハードウェア → 地盤、土地
という感じです。今回僕が、使用した開発環境(ローカル)は、
- アプリケーション → 良い睡眠を与えるアプリ(使用言語:HTML&CSS,JavaScript/jQuery,php,SQL)
- ミドルウェア → XSAMPP (webサーバー:Apache;DBサーバー:MysqL;)
- OS → windows
- ハードウェア → Amazonで買った3万円のパソコン(cpu:intel seleron N3350 メモリ 4GB ハードディスク 64GB )
次に開発の流れを書きます。
流れ
IT関係は建築系の流れをふくんでるのでこの開発の流れは建築の流れととても似ています。
要件定義
職業訓練校と並行して行きかえりの電車のなかで、頭のなかで要件定義をしました
- 自分が作りたいものはなにか
- それは需要があるものか、だれかの役に立つサービスか
- どのような機能を実装するか
- そのために必要な知識や技術はなにか
- ある程度時間を決めて短期でしあげることができるか
基本設計・詳細設計
- index(入口)ページはどのようにするか
- ホーム(中心、ハブ空港的な役割)ページはどうするか。
- 機能を追加するページの流れ
- 全てのページのおおまかな値送受信関連図
- ヘッダーや、フッターの各種リンクはどこつなげるか。
開発・テスト・リリース・保守運用
ここは簡潔にかきますが、ある程度コードを書き終えたら、レンタルサーバー会社と契約して、ドメインを取得しファイルをブラウザFTPにupする。そして各種OSやブラウザでみて、しっかりと動くか、見た目がおかしくなってないかを確認してください。そして、今回できたvar1はさらに運用・発展させていったらいいと思います。
個人的には、リトルサーバーを使いました。最初の一か月は無料お試しができます。そのあとに、初期費用980円で、月額250円で使用で使用できます。また、エックスサーバーの派生でエックスフリーというものもあり、こちらもおすすめです。安くではじめたいならここら辺がいいかなとおもいます。
最後に
未経験でプログラマーとしての転職を目指す人にとってポートフォリオのレベルのインフレが続いています。僕の周りにもドラクエのゲームを模したwebページをつくったり、レベルの高いポートフォリオを作っている人が数名いました。でも、企業側からみたら、そのポートフォリオのレベルよりもその人のが何をつくりたいのか、何に将来なりたいとおもっているのか、を通してその人が一人前のプログラマーになれるかを確認しています。
エンジニアの方はポートフォリオをみればどのくらいの熱量を注いでつくったのかがわかるといいます。拙いポートフォリオでも熱量と気持ちと明確な意志があれば高評価を頂けると思います。