僕は、そんなに体が丈夫なほうではないと思っている。でもだからこそ、気づけることもある。父がよく言ってた言葉に、「本当に強い人はもともと弱くてそこから努力して強くなったものだ、もともと強かった人が一番強いわけじゃない」という言葉があった。
それと似ているが、僕も、「弱い人だからこそ、強くなれる、弱い人だったからこそ弱者の痛みを感じ取れる」という自分なりの考えがある。
すこし、話がそれたが僕が思う心身健康に生きるために必要なことをおおまかに区分したいとおもう。
バランスが大切
心身の健康といっても、体の健康に関しては多くの情報であふれていると思う。
- 果物・野菜をたべること
- 適度な運動を適度な頻度で行うこと
- おそくとも夜の12時にはねること
- おそくとも朝の9時半にはおきること
などだ。しかし、心の健康についてはあまり文献がない。みんなの心がつよくて、あんまり関心がないのか、個人差がおおきすぎて良い研究結果があまりでないのか、そんな背景があるとはおもうんですが、僕はこのように思います。
4つの要素
「心の健康には4つの要素(時)が必要」かな、と。
1つが成長するためや達成感をあじわうための「ストレスが多少加わる時間」。2つめが体がリラックスして穏やかな状態でいる「セロトニン優位な時間」。3つめがわくわくすることやちょっと夢中になる「ドーパミン優位な時間」。4つ目は僕たちが人という生き物の特性上なくてはならない「ヒトと関わる時間」。
「ストレスが多少加わる時間」
これは上記の4つのなかでは比較的無くても健康に生きていける時間だ。だけど、成長し、相手の痛みをわかり、また社会というおおきなうねりに対応するためには、つまりヒトとして少し優秀な人になるなら必要な時間だ。また、この時間ではストレスを大きく抱えすぎるとあまりよくない。一番いいのは、この時間でも、セロトニンやドーパミンの分泌を感じれることだ。そのような環境ならストレスも自然と過多になることは防げるだろう。
「セロトニン優位な時間」
これは、実はかなり大切だと個人的に思っている。けど、現代人は常にアドレナリン優位の状態に誘導されてしまってて、これを分泌できずにいる人が多いと思う。
ちなみに僕の場合は、ゆっくり自分のペースで散歩する時間を一日のなかで1時間はかならず取り入れてます。
ぜひセロトニンの大切さはみんなに知ってほしいです。
「ドーパミン優位な時間」
これは、「ストレスが多少加わる時間」のうちでとることが効率としてはいいと思うが、仕事が楽しくてたまらない、という人はあまりいないと思うので、やっぱり意識してとることが必要だと思います。好きな趣味をやればいいと思います。
「ヒトと関わる時間」
これは僕のような在宅ワークを行っている人や陰キャの人、または、あまり恋愛相場の価値が一般的に高くない人にとって不足しがちな時間です。仮にぼくたちが鷲や象、犬とかなら、多少この時間をとらなくても問題はないと思います。
でも、僕たちはヒトです。ほかのヒトと対面でのコミュニケーションを高度に行うことで大脳が大きくなり、それにともなった機能を発達さえてきた「ヒト」という生き物です。なので、ぼくたち「ヒト」がコミュニケーションを2週間以上とらなかった場合には大脳の機能が落ちてきます。心も大脳と大きくかかわっているので心にも悪い影響がでます。なので、ぼくたちが「ヒト」である所以は、「ヒト」と一定頻度でかかわることで担保できています。
最後に
心の健康はやがて肉体に影響を及ぼします。また、心へのストレスや影響は肉体へのそれと比べて簡単に治らないです。
だから、ぼくたちは心は目にはみえないけど最も大切にすべきものです。