僕の中には「しばり」という概念があります。それは簡単にいうと、通常、勉強・筋トレを始めるとき、自然と始めれるなら必要ないかもしれないですが、そうでないときは多少「幸福エネルギー」を必要とします。だけど、それと同等の役割をはたすすために幸福エネルギーをあまり使わない方法があります。それが、僕にとっては「しばり」を使う方法です。
この記事はある意味、僕の中では勉強を始める方法の応用編でもあります。
「しばり」って何?
「しばり」とは簡単にいうと気持ちの切り替えをしやすくするために、「自分自身にある一定期間続く決まりつくってしまう」ということです。
例えば、勉強をはじめるときは、理想は先ほどまで遊んでてもぱっと切り替えて、勉強に移るのが理想です。これが心の幸福感、余裕が十分にあるときは自然とできます。
しかし、そうでないとき、例えば
- 失恋したとき
- 金欠で今月の生活がぎりぎりのとき
- だれかと口喧嘩をしてしまい、落ち着かないとき
こういうときには、ぱっと学習に切り替えられない人もいると思います。でも本当は勉強や学習を始めるときには他のことはいったんどこか遠いところに置いとくことが必要です。理想はその期間は上記のことを完全にわすれてしまう、くらいの状態になれる人が強いです。
僕自身もこういう状況下にいたことは何度かあり、そこで「しばり」を生み出しました。
具体的な「しばり」効果をだす行動例
「しばり」の仕方は人それぞれだと思います。ただ、ゴール・目的は一貫していて、勉強・学習を始める・続けることです。
領域を展開する
個人的には、勉強できる領域を展開します。この領域を強制的に展開させてくれる空間も存在します。それが、
- 「図書館」
です。図書館の自習室では勉強するために人が集まっていますし、それにしか適さない環境でもあるのでほぼ強制で自分自身がその領域に入り込むことで「しばり」が達成されます。
- 自分自身で「領域」を作り出す
この方法は個人差が大きく、僕自身のぬるっと領域を自身に作り出し、いつのまにか「しばり」の中にいるということを起こしてます。これは感覚的なことも多く、うまく言語化できてませんし、しばり条件として”周りの人に僕から直接伝えると「しばり」の効力が薄まりうる”というんはあります。ちょっと特殊なので具体的に書くことは遠慮させていただきたいと思います。
ただ、個人「領域展開」には副作用がつきものだとも思います。僕に起こる副作用として、しばりを継続させるには、「人と会いたくない」「領域展開している空間にもだれもいれたくない」などの「しばり継続条件」があります。
ただ、勉強をはじめる第一「ポテンシャル障壁」をのりこえて加速度によりある程度の速度が出てくると「慣性の法則」により「しばり」の効果がうすれても勉強を継続できたりもします。
なので、おすすめは、第一「ポテンシャル障壁」を乗り越えるためだけの「しばり」を使うことです。これが可能なら「しばり」の副作用はほぼないといえると思います。
ただ、僕の場合にはその前段階として、第一「ポテンシャル障壁」突破後も弱く「しばり」を継続させてます。これにより、安定はします。「しばり」という決まりがある限り勉強を続けやすくなります。ただ、幸福エネルギーが少しでもあれば継続には「慣性の法則」だけでも大丈夫だとも思います。
最後に
本当は切り替えができたら済む話です。「ぱっときりかえて集中する」これができるようにある程度の幸福エネルギーが継続的に得られる環境へ到達するまでの土台が「しばり」です。
ただ、「しばり」の副作用で幸福エネルギーの存在をわすれてしまったり、幸福になれる環境を遠ざけてしまう人もいるとおもうので、自分も含めて忘れないようにしないといけません。